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清酒の誕生
奈良時代の文献に多いのは濁り酒の記述。しかし当時の酒は濁り酒ばかりではありません。それは、飛鳥時代の遺跡から出土した木簡に記された「須弥酒(すみさけ)」という字からでもわかります。
「須弥」「澄」の意、濁り酒の上澄みをすくったり、絹のようなものでろ過した酒。天平初期の文献にも「清酒(すみさけ)」の字が見られます。また、平安時代の「延喜式」(900年代)には酒を造る役所である「造酒司(さけのつかさ)」の記述があり、仕込み方法や道具から、今日の日本酒のように澄んだ清酒が造られていたことがわかります。
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