2004年7月号 掲載
黒糖を原料とした焼酎造りが、酒税法で正式に認められるようになったのは、意外と最近のことで、昭和28年、奄美群島の本土復帰の年である。もちろん、お酒造りが国により厳重に管理される以前の米軍政下でも、黒糖による焼酎は造られていたようだが、いずれにしても、国内の流通ルートにのって、黒糖焼酎が売買されるようになったのは、わずか50年前の出来事なのである。現在、黒糖焼酎の製造を許されているのは、奄美諸島のみである。 今回は都会でも大ブームの黒糖焼酎蔵元を訪れた。